【奈良競輪G3】古性優作が平安賞in奈良を優勝!76周年記念を制した強さと大会の見どころを解説

古性優作選手

2026年9月10日から13日まで奈良競輪場で開催された、京都向日町競輪開設76周年記念「平安賞in奈良」。

最終日のS級決勝を制したのは、SS班の古性優作でした。

今回の「平安賞in奈良」は、京都向日町競輪場で開催される予定だった開設76周年記念競輪が、奈良競輪場を舞台に行われた大会です。

そして決勝では、近畿のエース・古性優作が激しい展開を最後に制しました。

この優勝で古性は、2026年3回目のG3優勝、通算16回目のG3制覇を達成。

さらに、近畿のトップ選手として存在感を示す優勝となりました。


「平安賞」は、京都向日町競輪の開設記念競輪として長く開催されている伝統のシリーズです。

今回は向日町競輪場ではなく奈良競輪場を舞台に「平安賞in奈良」として開催されました。

G3の記念競輪ということもあり、全国各地区からトップクラスのS級選手が集結。

今回のシリーズでは、8月のオールスター競輪を制した犬伏湧也も参戦し、初日から3連勝を飾るなど圧倒的なスピードを披露しました。

一方、地元近畿勢では古性優作が中心的な存在感を見せ、決勝進出。

最終的には古性が犬伏らを抑えて優勝しました。


今回の決勝で特に印象的だったのが、古性の「展開への対応力」です。

決勝では、

  • 古性優作
  • 村上博幸
  • 中井俊亮
  • 根田空史
  • 杉浦侑吾
  • 浅井康太
  • 山田庸平
  • など

強豪が顔をそろえました。

古性は近畿3車のラインを形成。

自身が前を走り、村上博幸、中井俊亮が続く形で、3人で決まる仕掛けを意識してレースを組み立てました。

しかし、前で動いた丸山留依-根田空史のラインに対して仕掛けたところ、根田に早く察知されて対応される展開に。

それでも古性は位置を失わず、最後の勝負どころで根田を捕らえました。

最終的には古性が1着、根田空史が2着、山田庸平が3着という結果に。

単純に「自力でねじ伏せた」というよりも、相手の動きを見ながらレースを修正し、最後に勝ち切ったことが今回の古性の強さと言えるでしょう。


今回の優勝後、古性は決勝について非常に興味深いコメントを残しています。

古性は、村上博幸と中井俊亮が付いてくれていたことから、3人で決まる仕掛けを考えていたと説明。

そして最後に差し切ったものの、落車が起きたことも把握しており、村上や中井ではないかと心配していたことも明かしています。

さらに今開催については、自分一人の力というよりも、周囲に助けてもらったという趣旨のコメントも残しました。

ここが古性優作という選手を理解するうえで重要なポイントです。


競輪選手には、

  • 先行が得意な選手
  • 捲りが得意な選手
  • 番手から差す選手
  • 追い込みを得意とする選手
  • 前々に位置を取る自在型

など、それぞれ特徴があります。

古性優作の大きな魅力は、これらの要素を高いレベルで兼ね備えているところです。

古性は自力で動くこともできますし、好位置を確保して直線で勝負することもできます。

さらに、前の選手が作る展開を利用するだけではなく、自分からレースを動かすこともできる。

つまり、

「決まった展開を待つのではなく、自分で勝ち筋を作れる」

ことが大きな強みです。

実際、2026年の成績を見ても、G1で2勝を挙げるなどトップクラスの実績を残しています。


競輪では、単純な脚力だけで勝敗が決まるわけではありません。

どこにいるか。

いつ仕掛けるか。

誰の後ろにいるか。

この判断が非常に重要です。

古性はこの位置取りの判断力に優れています。

特にG1やG2、G3といったトップ選手が集まるレースでは、全員が脚力を持っています。

その中で勝つためには、最後に脚を残しておくためのレース運びが必要になります。

古性はその部分が非常に巧い選手です。


古性のもう一つの強みが、戦法の幅です。

前を任されれば自力で動ける。

番手なら番手から差せる。

展開が変われば自分で対応する。

この自在性があるため、他の選手からすれば「古性をどう封じるか」が非常に難しくなります。

今回の平安賞in奈良も、最初から最後まで予定通りの展開になったわけではありません。

それでも最後に勝ち切ったところに、古性の対応力が表れています。


古性を語るうえで外せないのが近畿勢との連係です。

近畿には、

  • 脇本雄太
  • 寺崎浩平
  • 南修二
  • 山田久徳
  • 中釜章成
  • 村上博幸

など、トップクラスの選手がそろっています。

特に脇本雄太や寺崎浩平のような強力な自力型が前で動く場合、古性の持ち味である番手・好位からの勝負がさらに生きてきます。

一方、今回のように古性自身が前を走るケースでも、後ろに村上博幸や中井俊亮らが付けば、ライン全体でレースを作ることができます。

今回の平安賞in奈良は、その近畿勢の結束力も感じさせるシリーズとなりました。


今回、非常に興味深いポイントがあります。

古性は準決勝前のインタビューで、奈良について、

「とんでもなく重たい」

「自転車が進んでいない」

「奈良は苦手で、走りにくい」

という趣旨のコメントをしています。

つまり、本人の感覚としては決して絶好調という状態ではありませんでした。

それでも決勝まで勝ち上がり、最後には優勝。

ここにも古性の強さがあります。

「調子が良くないから勝てない」のではなく、調子が万全ではなくても勝つための方法を考えられる。

これがトップレーサーとしての古性の魅力です。


今回の平安賞in奈良の優勝は、古性にとって2026年3回目のG3優勝。

通算では16回目のG3制覇となりました。

G3の記念競輪は、決して簡単に勝てる舞台ではありません。

各地区のトップ選手が集まり、4日間を通して勝ち上がらなければなりません。

さらに準決勝を突破して決勝に進んでも、最後は9人による一発勝負。

その中で通算16回のG3優勝を積み重ねていることは、古性が長期的にトップレベルを維持している証拠と言えます。


今回の大会を振り返るうえで、犬伏湧也の存在も欠かせません。

8月のオールスター競輪を制したばかりの犬伏は、今大会でも初日から3連勝。

タイトルホルダーとしての勢いをそのまま見せつけました。

それだけに、古性が決勝で犬伏らを抑えて優勝した意味は大きいでしょう。

現在の競輪界を代表するトップレーサー同士の争いの中で、古性が勝ち切ったシリーズでした。


今回の古性優作の優勝は、今後のG1戦線を考えるうえでも注目です。

G3ではありますが、出場選手のレベルは非常に高く、犬伏湧也のような直近のG1タイトルホルダーも参戦。

そこで古性が優勝したことで、今後の大舞台でも存在感を示す結果となりました。

また、決勝2着の根田空史も強い内容を見せており、今後の共同通信社杯などに向けて状態の良さをうかがわせました。

古性だけではなく、今回の平安賞in奈良で好走した選手が今後どのような走りを見せるのかにも注目です。


古性を車券の軸として考える場合、単純に「古性の1着固定」だけではなく、どの選手と連係するのかを見ることが重要です。

特に近畿の機動型が前を走る場合、

「誰が先行するか」

「古性がどの位置を取るか」

「最後に古性がどう抜け出すか」

という流れを考えると、車券を組み立てやすくなります。

逆に古性自身が前を走る場合は、後ろに誰が付くのかがポイント。

今回の平安賞in奈良でも、古性-村上博幸-中井俊亮という近畿ラインでレースを組み立てました。

このように、古性を買うときは「古性だけを見る」のではなく、近畿ライン全体を見ることが重要です。


2026年9月10日から13日まで開催された「京都向日町競輪開設76周年記念 平安賞in奈良」。

その頂点に立ったのは、近畿のエース・古性優作でした。

今回の優勝で、

2026年3回目のG3優勝

そして、

通算16回目のG3優勝

を達成。

奈良を「苦手」と話していたにもかかわらず、展開を見ながら冷静にレースを組み立て、最後は根田空史を捕らえて優勝。

このレースから改めて感じられたのが、古性優作の「総合力」です。

脚力だけでなく、

位置取り
展開判断
自在性
ラインを生かす力
最後に勝ち切る勝負強さ

を高いレベルで備えているからこそ、G1・G2・G3の大舞台で長くトップクラスを維持しています。

今回の平安賞in奈良は、単なるG3優勝ではなく、「古性優作はなぜ強いのか」を改めて感じさせるシリーズとなりました。

今後も近畿勢の中心として、そして競輪界を代表するレーサーとして、古性優作の走りから目が離せません。

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