
2026年9月29日、岐阜競輪場で開催された開設77周年記念「長良川鵜飼カップGⅢ」が最終日を迎えました。
ナイター開催で行われた今シリーズの最終日、S級決勝12Rで地元・岐阜の山口拳矢選手が見事なまくりを決めて優勝。
地元ファンの大きな声援を背に、岐阜記念では自身初となる優勝を成し遂げました。
山口選手にとって今回の優勝は、2025年8月の富山記念以来となるG3優勝。
これでG3通算5度目の優勝となりました。
山口拳矢選手の簡易プロフィール

| 氏名 | フリガナ | 府県 | 生年月日 | 年齢 | 性別 | 登録番号 |
| 山口 拳矢 | ヤマグチ ケンヤ | 岐阜県 | 1996 /01/26 | 30歳 | 男 | 015451 |
| 期別 | 級班 | 級班所属日 | 次期級班 | 脚質 | 今期得点 | |
| 117期 | S級1班 | 2024 /12/27 | – | 両 | 115.26 |
山口拳矢が地元・岐阜で記念初優勝
今回の「長良川鵜飼カップ」で最大の注目を集めたのが、地元のエースとして決勝に進出した山口拳矢選手です。
岐阜支部から決勝に進んだのは山口選手と志智俊夫選手の2人。
一方、決勝には松浦悠士選手、脇本雄太選手、山崎賢人選手ら実力者も顔をそろえました。
シリーズ初日から3連勝で勝ち上がってきた松浦選手に人気が集まる中、地元の山口選手が最後に主役の座を奪います。
レースでは後方で脚をためる展開となりましたが、最終バック付近から山口選手が一気にスパート。
前団を豪快にまくり切り、そのまま後続を振り切ってゴールへ飛び込みました。
決勝は山口拳矢の豪快な7番手まくり
決勝戦は細切れのライン構成となり、序盤から各選手が位置取りを巡って動く展開となりました。
先行態勢に入ったのは猿樂楓樹選手。
その後、山崎賢人選手も仕掛けて前団が激しく動く中、山口選手は後方で冷静に脚を温存します。
そして迎えた最終バック。
前団の動きを見極めた山口選手が一気に踏み出すと、鋭いスピードで前を飲み込みました。
結果は、
1着 山口拳矢
2着 松浦悠士
3着 齋木翔多
という決着。
山口選手が見せた最後のまくりは圧巻で、地元ファンを大いに沸かせました。
3連単は「1-2-4」で16,000円。
人気を集めた松浦選手を2着に抑え、地元の山口選手が優勝をつかみ取る結果となりました。
「地元の優勝がこんなに嬉しいとは」
レース後の山口拳矢選手からは、地元記念への特別な思いが伝わるコメントが聞かれました。
山口選手は、決勝に進めたのは先輩や後輩のおかげだと話し、その期待に応えたいという気持ちで決勝に臨んだと振り返っています。
さらに印象的だったのが、地元・岐阜での優勝についての言葉です。
山口選手は2021年にも岐阜競輪場で開催された共同通信社杯GⅡを制しています。
しかし、その当時は無観客開催だったため、今回のように大勢のファンの声援を受けて地元記念を制したことに、特別な喜びを感じたと語っています。
地元ファンの前でグレードレースを制する。
選手にとって、地元記念優勝にはまた違った意味があることを感じさせるレース後のコメントでした。
山口拳矢にとってG3通算5度目の優勝
今回の長良川鵜飼カップ優勝で、山口拳矢選手のG3優勝は通算5回目となりました。
前回のG3優勝は2025年8月の富山記念。
そこから約1年ぶりに記念競輪のタイトルを獲得したことになります。
しかも今回は、単なるG3優勝ではありません。
自身の地元・岐阜で開催された記念競輪。
その決勝で豪快なまくりを決めて優勝したという点で、山口選手にとって非常に印象深いタイトルになったと言えるでしょう。
決勝では「自分が優勝する」という強い気持ち
今回の決勝を振り返ると、山口選手が勝負どころで見せた判断力が光りました。
前団では猿樂選手、山崎選手らが激しく動き、松浦選手も好位置を確保。
さらに脇本雄太選手も後方からの仕掛けを狙うという、最後まで展開が読みにくいレースでした。
その中で山口選手は焦らず脚をため、勝負どころで一気に仕掛けました。
レース後には、前の選手が脚を使っていたことから、自分が松浦選手の横を素通りできれば優勝できるのではないかと考えていたと振り返っています。
地元記念を勝つための、冷静な判断と大胆な仕掛け。
この2つがかみ合ったことが、今回の優勝につながったと言えそうです。
地元・岐阜の声援に応えた山口拳矢
今回の長良川鵜飼カップはナイター開催。
9月26日から29日までの4日間、岐阜競輪場で熱戦が繰り広げられました。
最終日は山口拳矢選手の地元記念初優勝という最高の形でシリーズが締めくくられました。
そして今回のシリーズ4日間の総売上は57億7140万8300円。
目標としていた56億円を上回る結果となりました。
地元の人気選手が決勝で優勝するという展開も、開催を大いに盛り上げる結果となったのではないでしょうか。
山口拳矢、次なる舞台へ
地元・岐阜で大きなタイトルを手にした山口拳矢選手。
レース後には、この優勝によって賞金ランキングも上がったことに触れたうえで、この後に控えるG1での活躍への意欲も示しています。
特に次の大きな舞台として挙げたのが「寛仁親王牌」。
山口選手は理事長杯からのスタートとなることにも触れ、G1での戦いを見据えています。
今回の岐阜G3優勝が、今後のG1戦線に向けてどのような意味を持つのか。
地元記念を制して勢いをつけた山口拳矢選手の、これからの走りにも注目が集まりそうです。
まとめ
2026年9月29日に行われた岐阜競輪「長良川鵜飼カップGⅢ」。
その頂点に立ったのは、地元・岐阜の山口拳矢選手でした。
決勝では後方から豪快なまくりを決め、松浦悠士選手、齋木翔多選手を抑えて優勝。
山口拳矢選手にとって、岐阜記念初優勝、そしてG3通算5度目の優勝となりました。
2021年には岐阜で共同通信社杯GⅡを制していましたが、今回はファンの声援を受けながら地元記念を制覇。
「地元の優勝」という特別なタイトルを手にした山口選手にとって、忘れられない一戦になったことでしょう。
次なる舞台はG1戦線。
岐阜のファンに最高の結果を届けた山口拳矢選手が、この勢いをどこまでつなげていくのか。
今後の走りからも目が離せません。
山口拳矢選手、岐阜記念優勝おめでとうございます!




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