佐々木悠葵が富山G2共同通信社杯競輪を初制覇!関東の連係でつかんだビッグタイトル

【競輪】佐々木悠葵が富山G2共同通信社杯を初制覇!関東の連係でつかんだビッグタイトル

2026年9月18日から21日まで富山競輪場で開催された「第42回共同通信社杯競輪」。

4日間にわたる熱戦を制したのは、群馬・115期の佐々木悠葵選手でした。

31歳の佐々木選手にとって、今回が待望のGⅡ初優勝

これまでGⅢでは優勝経験があり、GⅡ・GⅠでも上位争いを続けてきた佐々木選手が、ついにビッグレースの頂点へたどり着きました。

しかも決勝では、同じ関東地区の吉田拓矢選手、小林泰正選手と連係。

関東勢3人の結束から生まれたチャンスを、佐々木選手が最後にしっかりとものにしました。

今回は、佐々木悠葵選手の共同通信社杯優勝を振り返りながら、ビッグレース初制覇につながった走りと、今後のさらなる飛躍について考察します。


富山競輪場で行われた第42回共同通信社杯競輪。

決勝には、

  • 古性優作
  • 吉田拓矢
  • 深谷知広
  • 佐々木悠葵
  • 新山響平
  • 小林泰正
  • 犬伏湧也
  • 和田健太郎
  • 菅田壱道

という豪華メンバーがそろいました。

その中で優勝したのが佐々木悠葵選手です。

決勝は吉田拓矢選手が先行し、佐々木選手、小林泰正選手が続く関東ラインの形に。

最終2コーナー付近から佐々木選手が番手まくりに出ると、そのまま押し切って1着。

2着には小林泰正選手が入り、群馬勢のワンツーとなりました。

3着は単騎で戦った犬伏湧也選手。

2車単は「4-6」で1,680円、3連単は「4-6-7」で10,730円でした。


今回の決勝で大きなポイントになったのが、関東ラインの連係です。

レースでは新山響平選手が一度前に出る動きを見せたものの、吉田拓矢選手が仕掛けて主導権を奪取。

吉田選手が先行し、

吉田拓矢 → 佐々木悠葵 → 小林泰正

という関東3車のラインでレースを進めました。

そして最終2コーナー。

番手の佐々木選手が自ら仕掛けて抜け出します。

後方からは古性優作選手らも迫りましたが、佐々木選手がそのまま押し切って優勝。

先行選手の力を借りるだけではなく、最後は自分自身の脚で勝ち切ったことが、今回の優勝の大きなポイントでした。


レース後、佐々木選手は吉田拓矢選手について、

「関東の総大将」

と表現しています。

吉田選手が主導権を取る意志を強く持っていたこと、そしてその展開が自身の優勝につながったことを振り返りました。

今回の決勝は、単純に佐々木選手個人の脚力だけで生まれた優勝ではありません。

吉田選手が前でレースを作り、佐々木選手が番手から仕掛け、小林選手が続く。

関東勢3人がそれぞれの役割を果たした結果として生まれたワンツーだったと言えるでしょう。


佐々木選手はレース前、一つ前のレースを走った佐々木豪選手から富山バンクについてアドバイスを受けていたことも明かしています。

「バックが重たい」「少しでも躊躇すると危ない」というアドバイスを受け、それを実際の決勝で生かしたと話しています。

GⅡの決勝ともなれば、各選手の脚力差は小さくなります。

そうした中で、

バンクの状態を把握すること

他選手から情報を得ること

レース中に迷わず仕掛けること

が重要になります。

佐々木選手自身も「もう付いて行くだけで脚が一杯だった」と振り返っており、決して余裕のある優勝ではありませんでした。

それでも最後まで踏み切り、ビッグレース初タイトルを手にしました。


佐々木悠葵選手
氏名フリガナ府県生年月日年齢性別登録番号
佐々木
悠葵
ササキ
ユウキ
群馬県1995
/08/04
31歳015343
期別級班級班所属日次期級班脚質今期得点
115期S級1班2022
/01/01
114.50

佐々木悠葵選手は1995年8月4日生まれ、群馬県出身。

115期として2019年にデビューしました。

自転車競技経験者として競輪界に入った選手ではなく、大学までバスケットボールに取り組み、日本競輪選手養成所には適性試験で合格しています。

デビュー後は着実に力を伸ばし、2022年にはGⅢ初優勝。

2023年にはサマーナイトフェスティバルで初めてGⅡ決勝に進出し、2024年には寬仁親王牌で初のGⅠ決勝進出を果たしています。

そして2026年9月。

ついに共同通信社杯でGⅡ初優勝を達成しました。


優勝インタビューでは、佐々木選手が今回のタイトル獲得について率直な思いを語っています。

ビッグレースで勝ち上がること自体が難しい中、自分がビッグレースを優勝できる日が来るとは思っていなかったという趣旨のコメントも残しています。

これは、佐々木選手がここまで歩んできたキャリアを考えると非常に印象的です。

GⅢで結果を残し、GⅡ・GⅠでも決勝に進みながら、あと一歩届かなかったビッグタイトル。

その壁を今回の富山で突破しました。


共同通信社杯は、KEIRINグランプリ2026の出場権争いという意味でも重要な大会です。

今回の優勝によって、佐々木選手の獲得賞金ランキングは7位まで上昇したと報じられています。

佐々木選手自身も、以前は「夢のまた夢」と話していたグランプリ出場について、今回の優勝後には「現実味が出てきた」とコメント。

もちろんグランプリ出場には今後のGⅠなどでの結果も重要になりますが、今回のGⅡ優勝によって、その舞台が現実的な目標として見えてきたことは間違いありません。


共同通信社杯を制した佐々木悠葵選手の次走として予定されているのが、10月9日~12日に弥彦競輪場で開催される第35回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントです。

今回のGⅡ優勝によって、佐々木選手を見る周囲の目も変わってくるでしょう。

これまでは「GⅠ・GⅡで上位に来る選手」という評価だったところから、今後はGⅠタイトルを狙う選手の一人として見られる場面が増えてきます。

しかも今回の共同通信社杯決勝では、吉田拓矢、小林泰正と関東3車でワンツー。

関東勢には吉田拓矢、眞杉匠、坂井洋、佐々木悠葵、小林泰正など、強力な選手がそろっています。

今回の優勝をきっかけに、関東勢のGⅠ戦線にもさらに注目が集まりそうです。


今回の優勝レースを振り返ると、佐々木選手の魅力は単純な先行力やまくりのスピードだけではありません。

重要なのは、

「与えられた展開を最大限に生かして勝ち切る力」

です。

吉田拓矢選手が主導権を取る。

その番手という絶好の位置をしっかり確保する。

そして勝負どころで迷わず仕掛ける。

最後は脚が一杯になりながらも、ゴールまで踏み切る。

こうした一連の流れをGⅡ決勝という最高レベルの舞台で実行できたことが、今回の優勝につながりました。

本人が「早くゴールが来てくれ」と思うほど苦しいレースだったにもかかわらず、それでも押し切ったことは、今後の大舞台に向けても大きな経験になったはずです。


2026年9月21日。

富山競輪場で行われた第42回共同通信社杯競輪で、佐々木悠葵選手がGⅡ初優勝を達成しました。

決勝では吉田拓矢選手が先行し、佐々木選手が番手からまくり、小林泰正選手が続くという関東ライン。

最後は佐々木選手が押し切り、小林選手との群馬ワンツーを決めました。

GⅢ優勝、GⅡ・GⅠ決勝進出と着実にステップアップしてきた佐々木選手にとって、今回の共同通信社杯優勝は大きな転機となるタイトルです。

そして次に待っているのは弥彦GⅠ・寬仁親王牌。

ビッグタイトルを一度手にしたことで、今後はGⅠ制覇、そしてKEIRINグランプリ出場というさらに大きな目標へ挑むことになります。

富山でつかんだGⅡ初タイトルを、次の大舞台でどう生かすのか。

2026年後半戦、佐々木悠葵選手の走りから目が離せません。

第42回共同通信社杯競輪(GⅡ)

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