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KEIRINグランプリ2025展望|平塚競輪GP 12/28〜30 最速王者決定戦 出場9名と勝利の鍵

年の瀬、競輪ファンの注目が一気に集まる舞台──それが「KEIRINグランプリ(以下、GP)」。GPは、1年を通じて最も活躍した選手たち(G1優勝者や賞金ランキング上位者など厳選された9名)だけが出場を許される“年間No.1決定戦”です。

2025年、GPは12月28日〜30日の3日間、平塚競輪場で開催されます。年末の総決算、“この1年の集大成”――選ばれし9人が、優勝賞金1億円超(2025年も優勝賞金は例年通り大きな額)をかけて、最速王者の座を争います。

GPは“3日間のシリーズ”ですが、最終日のメインはあくまで一発勝負。だからこそ、ここに至るまでの各選手の仕上がり、モチベーション、調整、そして“気持ちの強さ”がストレートに勝敗に出やすい――“年末=真剣勝負”の舞台です。

今回のGP舞台である平塚競輪場のバンク特性にも注目です。平塚のバンクは、「クセが少なく」「スピードが出やすい高速バンク」と言われており、力通りの勝負、つまり実力・脚力・スピードがそのまま結果に直結しやすいとされます。

バンクの周長は400メートル、見なし直線は54.2メートル。直線がそれなりに長く、またコーナーやコース取りが比較的素直ということで、「まくり」「逃げ」「差し」――どの脚質にもチャンスがある万能タイプ。ただし、高速バンクだけに前傾スピードが強く、力とペース配分、そして展開の読みがより重要となります。

つまり、GPという“実力の頂点決戦”においては、「実力・脚力+展開の読み+タイミング」の総合力が勝負を決める舞台と言えそうです。

2025年のGPに出場する選手9名は次の通り。

  • 脇本雄太(福井・94期)

  • 吉田拓矢(茨城・107期)

  • 寺崎浩平(福井・117期)

  • 嘉永泰斗(熊本・113期)

  • 阿部拓真(宮城・107期)

  • 古性優作(大阪・100期)

  • 眞杉匠(栃木・113期)

  • 郡司浩平(神奈川・99期)

  • 南修二(大阪・88期)

この9名が、まさに「2025年のケイリン界を牽引した男たち」。それぞれに異なる脚質、スタイル、そして勝負勘――GP当日、その“個性のぶつかり合い”が展開されます。

特に注目は、前年度王者であり“モンスター”的存在の古性優作。2025年も安定した成績で賞金ランキング上位をキープし、GP連覇を狙います。

また、今年初出場のフレッシュな顔ぶれ(例:嘉永泰斗、阿部拓真ら)も多く、「新時代のスター誕生か」「歴戦ベテランの貫禄勝負か」――コントラストの強い構図となっているのも大きな見どころ。

GP2025を象徴するキーワードは以下のように整理できます。

  • 安定力 vs 魅せる脚力
    高速バンク・平塚という舞台では、安定したスピードと脚力がまず前提。しかし、それだけでは勝ちきれない。特に終盤の勝負どころで、瞬発力や切れ味を見せる選手が一撃を放つ可能性も――。

  • 経験 vs フレッシュ
    古性優作やベテラン勢は経験と安定を持つ。一方で、今年初出場の選手たちは勢いや若さ、未知の魅力を持つ。GPという一発勝負で、どちらが光るかは去年と違うドラマに。

  • スピード勝負 vs 展開読み
    平塚の高速バンクなら“速ければ速いほど”有利。ただし9人という少数精鋭、展開や仕掛けのタイミング、ラインの構成、番手の取り方――それらが勝敗に直結する。実力勝負であると同時に、知略の勝負にもなる。

このような舞台とメンバー構成だからこそ、GPでは次のような勝利シナリオが想定されます。

★基本パターン:「逃げ/捲り〜直線勝負型」

高速バンク・平塚の特性を活かし、序盤からスピードに乗って逃げ、あるいはまくって先頭争いへ。GPのような少数メンバーなら、こうしたシンプルな展開が最も決まりやすい。特に脚力・スピードに自信ある選手にとっては王道。

★展開読み・番手捲り/差し型

先行争いが激化、あるいは速いペースで潰し合い/消耗戦になった場合、中団~後方から差しや番手捲りで突き抜ける展開も警戒。GPでは「展開が荒れたら大穴もあり得る」。脚質・番手・機動力ある選手はこのパターンで勝機。

★思い切った“駆け引き+タイミング勝負”型

9人による少数精鋭は、タイミング勝負にもなりやすい。誰かがミス、ライン構成の歪み、展開の読み違い――あえて前半を捨てて末脚勝負に出る選手も。GPという“大舞台”だからこそ、思い切った勝負に出る可能性も十分。

以下、GP2025で特に注目したい選手たちと、その強み・狙いどころを挙げます。

古性優作

2024年GP王者にして、“輪界最速モンスター”。2025年も賞金ランキング1位で出場。高速バンク・平塚でもそのスピードと安定感は健在。連覇の期待大。

脇本雄太

近年の名実ともにトップスプリンター。平塚の高速バンクなら、その爆発的な末脚が最後に炸裂する可能性あり。安定感・決め手ともに文句なし。

吉田拓矢

安定した戦績と勝負勘。今回は4年ぶりのGP出場。経験と実績、積み上げてきた地力を武器に王座を狙う。

寺崎浩平

トラック競技出身、機動力とスピードに優れ、近畿勢の代表格。初出場組ながら“スピードスター”として一発の魅力あり。GPの波に乗れば大穴のキーマン。

嘉永泰斗 / 阿部拓真 / 眞杉匠 / 郡司浩平 / 南修二

それぞれに個性と脚質あり。特に初出場の嘉永・阿部、安定する郡司、実力と経験ある南――“波乱”または“展開読み”で台頭する可能性。決まり手は幅広く、見逃せない存在。

GPは少数精鋭、トップレベルの選手たちによる一発勝負――だからこそ、車券戦略も一筋縄ではいきません。以下、私が考えるヒントを挙げます。

  • まず本命軸をしっかり選ぶ
    安定感と実績で「古性優作」「脇本雄太」「吉田拓矢」は本線。彼らを軸に据えた3連単・3連複が中心。

  • 展開読み重視で「差し/番手捲り」も抑える
    先行争いが激化・流れ早め・展開が荒れた場合に備え、「寺崎浩平」「郡司浩平」「南修二」「嘉永泰斗」あたりの差し・機動型を2〜3着で押さえるのもセオリー。

  • 波乱狙いで“伏兵/穴”を散らす
    9人という少数だからこそ、想定外の展開や駆け引きが決まりやすい。特に初出場組や機動型、経験はあってもランキング下位の組にチャンスあり。穴を狙うなら、広めにマルチで買っておきたい。

  • 複数買い目パターンを併用する
    「王道堅め」と「波乱狙い」を併用。安定重視の軸買いと、展開・機動重視のマルチ買いを組み合わせてバランスを取るのが賢明。

2025年のKEIRINグランプリは、“選ばれし9人”が平塚競輪場で年末の頂点を争う、まさに競輪界の総決算。高速バンク、少数精鋭、実力・脚力・駆け引き――あらゆる要素が絡み合う“一発勝負”。

勝つのは誰か。安定感、スピード、経験、若さ、勢い、機動力――どの要素が最後に輝くのか。それはレース直前まで分からない。だが、それこそがGPの醍醐味。

車券ファンも、純粋な観戦者も――2025年最後の最高峰決戦を、ぜひ見逃さないでほしい。

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