小倉競輪場とは?――日本競輪の原点にして最先端のバンク
福岡県北九州市にある小倉競輪場(こくらけいりんじょう)は、1948年に日本で初めて競輪が開催された、まさに“競輪発祥の地”です。
現在は「北九州メディアドーム」として知られ、全天候型ドーム競輪場として全国にその名を馳せています。
1948年11月20日、ここ小倉で第1回競輪がスタートしました。敗戦直後の日本において、復興資金を集めるために誕生した競輪は、この地から全国へと広がり、今日に至ります。つまり、小倉競輪場は「競輪の聖地」とも言える場所なのです。
その後、2000年にリニューアルされ、屋根付きドームの“全天候型競輪場”へと進化。雨天でも快適に観戦できる環境が整い、ナイター開催も積極的に行われています。
そのため、「競輪発祥の地」でもあり、「伝統と革新」が同居するバンクとして、多くのファンから愛されています。
ドームならではの迫力!――全天候型の快適な観戦体験
小倉競輪場の最大の特徴は、なんといっても屋内ドーム構造です。
外の天候に左右されないため、年間を通じて安定したレース開催が可能。特に梅雨や台風シーズンでも中止が少なく、全国の競輪ファンにとって頼れる存在となっています。
観客席は冷暖房完備で、快適な空調環境。さらに照明演出によるナイターレースは幻想的な雰囲気を作り出し、一般的な屋外バンクとはまったく異なる“ショーのような臨場感”を楽しめます。
ライトアップされたバンクを疾走する選手たちの姿は、まさにスポーツとエンターテインメントが融合した光景です。
また、館内にはレストランや売店も充実しており、地元グルメ「焼うどん」や「ぬかみそ炊き」など、北九州らしい味を堪能しながら観戦することもできます。
バンクの特徴――癖の少ない高速仕様
小倉競輪場のバンクは、周長400mの屋内バンク。
ドーム内ということで風の影響を受けず、非常にスピード感のある展開が多いのが特徴です。
カント(傾斜)も適度で、選手の脚質に大きく左右されない「公平なバンク」として知られています。
風がないことで、逃げ・捲り・差しといったどの戦法も決まりやすく、戦術の幅が広いのも魅力。
一方で、空気抵抗が少ないため、タイムも速くなりやすく、ハイスピードの接戦が繰り広げられる傾向があります。
また、ドーム特有の“音の反響”も小倉の名物。
観客の歓声や選手の息遣い、タイヤが床を蹴る音が会場中に響き渡り、観戦しているだけで身体に震えが走るほどの迫力です。
小倉競輪の名レース・名選手たち
小倉競輪場は「競輪祭」や「全日本選抜競輪」など、数多くのGⅠレースが開催される格式高いバンクです。
特に毎年11月に行われる「競輪祭」は、年末のグランプリ出場権をかけた大一番として注目を集めます。
また、過去には地元九州勢を中心に数々のスター選手がこの地で輝きを放ってきました。
中野浩一氏をはじめ、井上茂徳、荒井崇博、松川高大といった実力派が小倉の風を切り裂いてきたのです。
現在も九州の若手選手たちが「聖地・小倉」で勝利を目指し、日々バンクを駆け抜けています。
アクセス情報――北九州市中心部から好立地!
小倉競輪場は、JR小倉駅からバスで約10分とアクセス抜群。
モノレール「香春口三萩野駅」からは徒歩約5分と、公共交通機関でも非常に便利です。
また、無料駐車場も完備されており、車でも気軽に訪れることができます。
北九州空港や博多方面からのアクセスも良好で、遠方からの観戦客も多く訪れます。
レース観戦のついでに、門司港レトロや小倉城など観光スポットを巡るのもおすすめです。
小倉競輪のこれから――伝統を受け継ぎ、新時代へ
小倉競輪場は、競輪発祥の地としての誇りを守りつつ、常に新しい挑戦を続けています。
ナイター・ミッドナイト競輪の開催、インターネット投票の充実、女性ファン向けのイベントなど、時代に合わせた進化を遂げています。
「KEIRINグランプリ」へとつながる競輪祭の舞台であり、未来のスターが誕生する場所。
小倉競輪場は、これからも“競輪の心”を伝えるシンボルとして、多くのファンを魅了し続けるでしょう。
まとめ
小倉競輪場は、
日本競輪の発祥地
全天候型ドームによる快適観戦
ナイター発祥地としてのエンタメ性
スピード感あふれる高速バンク
といった多くの魅力を兼ね備えた名バンクです。
歴史と革新が交わる九州の熱いバンク「小倉競輪場」。
一度その空気を肌で感じれば、きっとあなたも競輪の魅力に引き込まれるはずです。



