競輪名選手列伝 滝澤正光物語

努力の男、滝澤正光物語

競輪界に今も名を轟かす滝澤正光選手を知っているでしょうか。
以前にもご紹介した、中野浩一選手とともに競輪黄金時代を気付き上げた一人なのです。
滝澤正光選手が活躍したのは、1980年代から1990年代で輝かしい成績を残されています。
現在は日本競輪養成所の第23代所長になられている方です。
ではどのような人物なのでしょうか。ご紹介していきたいと思います。

bellchannel 様より引用

競輪選手までの道のり

滝澤選手は1960年3月に千葉県に生まれました。中学校と高校時代はバレーボール部に所属しており、自転車とは無縁の生活を送っていましたが、「自転車に乗れなくても競輪選手になれる」という新聞広告を見たのがきっかけで、適正試験を受けて日本競輪学校に入学しました。

しかし、自転車経験のなかった滝澤はバレーボール向きの筋肉から自転車向きの筋肉に作り替えることを迫られ人より1分でも1時間でも多く自転車に乗る事を心がけました。
これがプロになっても生きてくるようになります。

競輪選手時代

日本競輪学校第43期卒業生として卒業し、初戦は1979年4月8日のびわこ競輪でデビューを果たします。
初戦で初勝利をあげますが、その後はなかなか勝ちきれませんでしたが、人並外れた練習でメキメキと頭角を表していきます。

滝澤選手がデビューした頃は中野浩一が全盛期の時代で、同じ九州の井上茂徳と共に特別競輪のタイトルを分け合う状態が続いていた。
どうにか中野浩一ら九州勢の勢いを止めたかった関東勢が後に支部を超えて結成される団体フラワーラインが滝澤選手を強くしていくのです。

フラワーライン結成

中野浩一選手を止めるために、東京の山口国男選手が中心となり弟の山口健治選手、尾崎雅彦選手、清嶋彰一選手らと千葉の吉井秀仁選手、そして滝澤選手に特別競輪において中野浩一選手をはじめとする九州勢の勢いを止める為に共闘する事を呼びかけた。
そして結成された団体で滝澤選手が中心的役割を担うようになっていきます。

一瞬のダッシュ力では他の選手に劣る滝澤選手はとにかく勇敢に先行してラインの誰かが勝てばいいという心構えでレースに挑み、やがて日本一の先行選手を目指すようになります。

打倒中野浩一

1980年滝澤選手は初出場のオールスター競輪で準決勝に進んだが、一流選手の壁は厚く滝澤選手の先行は通用しなかった、1983年の競輪祭でも決勝に進出したが、捲られ3着。
中野選手にはことごとく通用せず敗れ続けました。

しかし1984年の千葉競輪場で行われた日本選手権競輪で、フラワーラインの連携が実りデビュー5年目にして初めて中野選手を倒して初タイトルを手に入れます。
その後も滝澤選手は脚力に磨きをかけていき、タイトルを量産していきました。
そして獲得賞金1億1400万円は当時プロ選手最高の野球の落合博満選手を抜いて、全てのスポーツ選手において最高の金額でした。

衰えを感じての引退

やがて選手勢力の変化などによりフラワーラインは自然となくなっていきましていったが、滝澤選手の勢いは衰えることなく、1990年11月27日、小倉競輪場での競輪祭で優勝したことで井上茂徳選手以来史上2人目となる特別競輪全冠制覇(グランドスラム・当時は5冠)を成し遂げます。

1992年には最も得意としていた高松宮杯競輪で5回目の優勝を果たすがこのレースの翌日に2着だった中野が引退を発表したため、3着だった井上茂徳選手と共に初めて表彰台で3人が並んだことは自らが中野選手・井上選手・滝澤選手のいわゆる「3強時代」に引導を渡すことにもなります。

30代になると、「最終周回のバックストレッチでトップに立っていれば勝てる」と自分自身で認識していた地脚に衰えを感じ、脚質を先行から自在型に移行させていきます。
ただし先行への未練を捨てられず、本当の意味で自在型となったのは30代後半になってからであったという。
体力の衰えはトレーニング法にも影響を及ぼしたそうです。

練習方法を長時間自転車に乗るやり方から短時間に集中して乗るやり方に切り替え、1日の練習時間は4、5時間、走破距離にして100kmほどに落とした。45歳を超えてもなおS級の選手として活躍していたが、近年の体力の衰えは隠せず、2008年7月1日からS級からA級への降格が決まり、これを受けて滝澤選手は「A級に下がってまで走り続けるつもりはない」として、降級を待たずして現役を引退することを決意。

2008年6月24日の富山競輪開設記念最終日2R(8着)が最後の競走となり、後日周囲に引退の意思を公表し、6月27日に現役引退記者会見を行った。
6月30日で選手登録抹消されました。

まとめ

いかがだったでしょうか。
競輪界においていまだに語り継がれる名選手滝澤選手のご紹介をさせていただきました。
中野選手と同じように語られるだけの成績を残されています。
現在は競輪学校の所長として未来の競輪界のスターを養成されています。
滝澤選手以上の選手が出てくると面白いですね。

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